平成20年度秋祭り経過

 
 平成20年土秋祭りが10月4日と5日の両日に行われました。以下にその経過の要点をここに記します。
 
1、神輿と山車の飾り付け 
 10月3日夜7:30より自治会館内にて神輿と山車の飾り付けを行いました。1年前に飾り付けしたとはいえ、もう正確な記憶はなく、ああでもない、こうでもないの試行錯誤の飾り付け作業を経て、ようやく飾り付けが完成したのが9時をすぎたころでした。
 
2.初日
@お祓い
 朝の7:30分に集合し、鷲ヶ峰公園(通称たこ公園)で神輿と山車を2台のトラックにのせ、菅生神社へお祓いのために出発しました。神社に到着しますと、既に多くのグループの神輿や山車が並べられていました。お祓いは菅生神社関連の神輿と山車のお祓いに続き、稗原団地の神輿と山車のお祓いへと続きました。どういう理由かはわかりませんが稗原団地は他の自治会の神輿や山車に先んじてお祓いを受けるとの事であります。
A神酒所・売店の設営
 お祓いを終えて、たこ公園にもどり、神酒所・売店の設営を行いました。朝早く集まった子供達は午後の巡行を待ちきれず、太鼓を叩いて楽しんでいました。
B神輿と山車の巡行
 13:00分に子供達や大人達が続々と集まってきました。13:30分に巡行が始まりました。山車は小学生以下の子供達にひかれ、神輿は稗原団地自治会傘下の少年野球チーム・ライナースが担ぎ、そして自治会役員・祭典委員会委員・楽生会メンバーに守られて、たこ公園から出発しました。巡行の経路は下記の通りでした。

 上記ルートで巡行し青木商店前で休憩になりました。ここで子供達や大人達の飲み物などが振る舞われました。一休みして今度は鷲が峰老人ホームへ向かいました。老人達が玄関前に整列し今か今かと待ち受けていたようでした。到着すると老人たちが代わる代わる山車の横に移動して、太鼓を叩き始めました。老人ホームを後にして、タコ公園に帰り、初日の巡行は終了致しました。
 
 売店の出し物は輪投げ、くじ、スーパーボール、かき氷、綿菓子、ルーレットなどで、市販の売価より大幅に安いために、子供達は思い思いの店の前に列を作っていました。
 
3.二日目
 大人達は9時に、子供達は9:30分に集まって来ました。日曜日とあって、昨日よりも多くの人が集まってきました。10:00に巡行が始まりました。

 最初の休憩地は10区の空き地で有りました。ここでも、付近の方々が総出でお菓子や飲み物を子供達にあたえました。子供達は巡行の楽しさを味わい、更に大人達のもてなしに満足していました。次の休憩地は22区の公園に向けて出発した時、同志会の神輿が予定到着時間よりも30分早く着いたとの伝令が入りました。急いでたこ公園に祭典委員会会長と私自治会長が駆けつけたとき、同志会の神輿は出発し始めていました。かろうじて同志会会長に遅れたことの詫びを入れたところ、実は鷲が峰老人ホームでご不幸があり、予定を切り上げて、たこ公園に到着したため30分も予定より早く着いたとの説明を受けました。
 同志会の神輿を見送り、22区の公園へと急ぎました。ちょうど次の休憩地に向けて出発するところでした。次の休憩地は14区金子氏15区月岡氏の四つ角でした。ここでも14区や15区の有志から子供達や大人達へのもてなしを受けました。
 暫くして、次の休憩地、豊廣氏宅前へと巡行しました。ここからたこ公園へと向かい、二日目の巡行はすべて終了しました。ここで大人達にはおにぎりを、子供達にはハンバーガーが配られ昼食となりました。12:45分頃より、子供達の売店が昨日同様開かれました。子供達にはスイカ割りのゲームもおこなわれ、真剣に割ろうとする子供の姿に周囲の子供や大人達は大声援を送っていました。
 14:40分頃蔵敷太鼓連の巡行がたこ公園を訪れ、同行した子供達にお菓子が配られました。これでお祭りの行事はあと宮入を残すのみとなりました。この頃になるとぱらぱらと雨が降ってきましたが、暫くするとやんでしまいました。
 神輿を除き、テントをたたみ、山車を自治会館にしまい込んで、じっと宮入を待っていました。宮入の時の雨を心配する人もいましたが、何とか宮入が出来ますようにと念じて待っていました。宮入の出発時間の5時になっても雨粒がぱらつく程度で大雨の気配はなさそうでした。
 菅生台の神輿に引き続き、稗原団地の神輿がくり出されました。今年も神輿の先頭には女性が入り、威勢の良いかけ声と供に、一路菅生神社に向けて繰り出しました。沿道には大勢の人が、神輿を連ねた宮入を一目見ようと押しかけていました。
 途中、あまり威勢が良いのか、神輿の上の鳳凰の飾りが落ちそうになりました。急いで取り付け直し、又威勢良く神輿の巡行が始まりましたが、どうも鳳凰のかざりがおちそうでした。やがて、菅生神社の前につき、いよいよ鳥居をくぐる時がやってきました。神輿を下げ、鳳凰が鳥居にかからないようにして、ようやく鳥居をくぐることが出来ました。神社の参道の両脇には沢山の出店が並んで居ましたが、出店を縫うようにして、神社の境内にたどり着きました。境内で、2〜3回神輿を回転させて、指定された場所に神輿を休ませました。
 次々に他の神輿がやってきて、最後は菅生神社の神輿が入ってきて、何度も何度も境内内で回転して祭りを盛り上げていました。先に休んでいた担ぎ手達はこの菅生神社の神輿の担ぎ手になろうと担ぎ手の隙間を狙って潜り込んでいました。稗原団地の担ぎ手達2〜3人が割り込みに成功していました。菅生神社の神輿が所定の位置に納まって、主催者側の挨拶で、宮入は終了しました。
 バー満吉にて待ち受けていたトラックまで稗原団地の神輿はバス道路を担いできました。トラックにて神輿をタコ公園まで運び、更に自治会館まで運び込みました。簡単な打ち上げを終え、岐路の途に就いた時、雨がぱらつき始め、とうとう止めどなく降ってきました。30分早く、雨が降り出せば、神輿はずぶ濡れになってしまう所でした。実に幸運な宮入でありました。 

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